膝はオンボロ 半月板断裂
正座の生活
少し前まで我が家は椅子がほぼ無くて、ごはん食べる時もパソコンする時も、まぁ四六時中床に座る状態で過ごしてました。
床に座る形はいろいろありますよね。
正座・長座・あぐら・体育座り・女の子座り(W型)・女の子座り(両足流し型)・・・
その中でも、私は背筋が伸びて姿勢がピシッとする正座が好きなので(あまり痺れない)大抵正座で過ごしていました。まぁ~、それは長年・・・。
で、正座がしんどくなる(しびれるのではなく、足や膝が痛くなる)と女の子座り(W型)やあぐらで足を崩しては、治ってきたら正座に戻すといった生活。
しかし!正座は膝に一番負担のかかる悪い座り方なので、出来るだけ避けましょう!(医者にもよく言われます。止めておいて下さいね と)
まぁ足を折り曲げてそこに体重がかかるわけなので、かなりの負担ですよね・・・。
でもまぁ普段は仕事行ってる間は、事務員なので椅子に座ってるし、家事や、なんだかんだと動いている事が多いので、ご飯食べる時や寝る前の数時間、正座する位だったのよね。
半月板断裂してます
が、丁度2年前(2018年9月)胆石症で胆嚢摘出する手術を受けて仕事をしばらく休んだ時がありました(胆嚢摘出の詳細はamebaの胆嚢摘出手術で入院で・・・)
退院してからも1週間位はお休みして、その間も家事とかもせず、一日中、寝てるか正座して床に座ってるか状態。
それがイケなかったのか、仕事再開して数日経ったとき膝に異変が。
痛いし、膝を曲げることが出来ないしで、病院へ。レントゲンでは骨の異常は見られず、半月板を見ないとわからないとのことでMRI取ったら(半月板はレントゲンには映らず、MRIで状態を見ます)、両膝の半月板が内側外側とも断裂してました。水もかなり溜まって腫れていたし・・・。(この時の事はamebaの膝の痛みとかで・・・)
でもその時の治療は痛みを引かせるために超音波当てるリハビリと、湿布と傷み止めの薬のみでした。
リハビリは、最初は毎日通い、次に1日おき、暫くして傷みがましになったら、2日おき、更に週に2回、そして週一回になったころ、痛みもほぼ無くなってきたのでリハビリも行かなくなりました。
(行っていたこの病院はあまり良くない病院でした・・・。口コミ評判的には最低ランクw でもとっても家から近いので、ダメを承知で診察うけてました(^▽^;))
半月板の治療
半月板って・・・
ところで私が両膝断裂していると言われた半月板ってなんでしょう?
半月板は膝の関節の間にある軟骨の様な組織で、クッションのように膝にかかる衝撃を吸収したり、動きを円滑にする役割をしています。
通常半月板はCの様な形で内側と外側にありますが、中にはOに近い形で関節を覆い余分な部分がある人(円板状半月板)や、もともと半月板が大きい人もいるそうです。
(最近わかった事ですが、私は不完全円板状半月板でした。O型で完全に関節を覆ってはいないけど、大部分を覆っちゃってる感じだそうです・・・)
で、そういう(円板状や大きい)半月板だと擦れて断裂(損傷)しやすく、挟まってロッキングを起こしやすいそうです。
そして半月板の断裂(損傷)部分を修復するためには血液が必要なのですが、この半月板、血液がほぼ通っていないので(血液供給は外側縁部分の1/3くらいにしかない)、断裂や損傷しちゃうと自己修復はあまり期待できないらしいです・・・。あう・・・。
保存的治療
治療としては、痛みがあれば鎮痛剤や抗炎症剤の服用や湿布、あとは痛みを和らげるリハビリをしたり、テーピングやサーポーターで保護をします。
そう、まさに私が2年前(2018年)に行った治療がそれです。
その時はあんまり説明も無く、断裂してても元にはもどらないから、痛みを抑えることしかできない的な事で、「リハビリやってみる?痛みは引いてくるよ」 って感じでした。
でも改善がみられなくて痛みが続いてたり、ロッキング(膝が伸びなくなっちゃう)をしょっちゅう起こす場合は手術を視野に入れます。
2年前の時も「リハビリやってもあかんかったら手術しかないけどねぇ~」と言われていました。幸い数ヶ月リハビリ通って痛みは引いたので手術はしなくていいな♪・・・と思っていました。(が・・・、手術をするようになります。)
外科的治療
でも症状が改善しなかったり、重症だったりすると手術になります。
手術は膝に小さく切り込みいれて、そこから内視鏡を入れてやるみたい。(私は2018年に胆嚢摘出術してるのですが、それも腹腔鏡下といってお腹に数か所切れ込み入れて、そこから内視鏡を入れて胆嚢を摘出してるのですが、それと同じ様なものらしいです)
半月板の手術は断裂(損傷)している部分を切り取ってしまう(切除術)か、外側縁の回復しそうな部分だと縫っちゃう(縫合術)。また、両方になる場合もある。それは手術してみないとなんともわからないらしい。実際内視鏡で状態を見てみて、縫えそうだったら縫う、切り取るしかないなら切ると判断するらしい。
で、縫っちゃうと術後にその部分に荷重をかけれない(体重をかけれられない)し、関節の運動を制限しなきゃいけない期間が長く、入院期間が2,3週間になるらしい。
切り取るだけだと、それ(荷重・運動の制限)が少なくて期間が短くなる。
それに私みたいに右左両方だといっぺんで手術しちゃいたい!と思うぢゃない? でも縫うと暫く荷重をかけられないから、両足を床につけることが出来ない! ということは松葉づえをついてでも歩くことは不可能!!(足下ろせないからね)
でも、切るだけなら、両膝いっぺんにやってしまうことも可能っちゃ、可能らしい。
じゃぁ縫わなくて良いから
思い切ってバサッと切り取ってしまってチョーだい!
(*^o^*)/イエイ~
と軽く思ってしまうのだけど、切り取っちゃうと、やっぱそこだけ半月板が薄くなったり無くなっちゃうので、クッションが無くなって関節が直接ゴリゴリと・・・(><)/ あうあう・・・!
ただ、年取ると少なからず半月板は薄くなってきて関節ゴリゴリしてくるらしい(変形性膝関節症になりやすい)。その時期が早くなるか遅くなるかの違い・・・って感じなんだって。
手術後の回復は早いけど、その後に悪くなるのも早くなる可能性大の切除か・・・
手術後の回復には時間がかかるけど、温存することで悪くなるのを遅らせれる可能性ありの縫合か・・・
うむぅ・・・
切り取ってしまうのも、縫うのも 一長一短だな・・・
年齢やライフスタイル、状況に応じて、考えなきゃだめだな・・・
とはいえ実際に手術をする際は、先生が膝の中を見てみて最善の方法を判断されるだろうから、患者としてはお任せするしかないかな┐(´-`)┌
(予定してても開けてみたら、変更~ なんて多々あるでしょう)
膝のロッキング
のりばぁの膝は、前から(半月板断裂と言われた2年前(2018年)よりも前、そう40代の頃から)、ふとした膝の動きで、グアッ!!Σ(*゚Д`;)/ と激痛が走り、膝が外れたというかズレた様な感覚になる事態を起こしていました。
実際には膝が外れた(ズレた)のではなく
膝のなんらかの動きで
半月板がクリッと移動し
膝の関節内に引っかかり挟まっちゃって
膝が動かなくなる状態のようです。
(ロッキング症状)
起こるときはどちらか片方の膝なんですが、左膝・右膝両方とも起きます。
とりあえず、ゆっくりゆっくりと膝を伸ばすと、ゴリンッ!(>ェ<; という感覚と共に自力で元に戻す事は出来ていました。
まぁ戻っても暫く痛いし、内出血起こってたりもしてました。
半月板の断裂(損傷)によってロッキングが引き起こされていたんですね。
で、最近では、ちょっと寝返り打ったときとか、左から右へ体重を移動させたときとか、椅子に座ってる時に曲げてる膝下を移動させたとき、等の軽い動作でもロッキングになりかけて焦ることが多くなっていました。(実際なることも多い(;´Д`) )
もともと円板状半月板で損傷が起きやすいのに加えて、年取ってきて加齢による半月板のすり減りも相まって、だんだんと頻度が多くなってきたのでしょう。
1年前には長男が結婚して長男の部屋が私の部屋になり、PCする時とかは椅子に座れるようになったけど、ご飯食べる時はやっぱり床座りで正座。でも膝が痛いしロッキング怖いし、少しでも緩和出来たらときのこ椅子なるものを購入したりしました。(詳しくは【膝が痛い! 正座が出来ない!】→ 正座用座椅子がおすすめ!で・・・)
で、このオンボロの膝をだましだまし、かばいながら生活していたんですが、先日とうとう・・・事件(?w)は起こりました。。。
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