今日は20/5/31。ウチのあじさい、てまりてまりちゃん。ずいぶんと咲き出して色がついてきました。でも去年のような愛らしいピンク色ではなく、やはり・・・紫ですね。
左上5/27(水) 中上5/29(金) 右上5/30(土) 左下5/31(日) 中下6/1(月) 右下6/3(水)
でも綺麗な紫です。(チョットやけくそw) それに、てまりてまりの特徴だと思うのですが、1つ1つの装飾花の中の小花が本当に愛らしく姿を現し主張しだしました。じっと見てると本当にかわいい♪ ちょっと色がまだらだけどね・・・
が! 何度も出しますが(w) 去年もらった時はそれはそれは愛らしいピンク!
本来のこの子の色はピンクなのですっ!!
あぁ~、私が植え替えの時に無知なもんだから、ちゃんとピンクになるような土にしなかったし、後のおやつも別に考えずに普通のあげてたからな・・・・。ひっじょーに悔やまれる! ごめんね・・・。
もくじ
あじさいの花の色と土の酸性度(PH)
で、あじさいの花の色と土の酸性度について調べてみた
あじさいって、大まかに青系と赤系と白系の色を思い浮かべます。まぁ今回のウチのこのように青と赤が混じった紫とかもね (´-ω-`)
あじさいの花の色は、ブルーベリーとかに含まれる「アントシアニン」という色素が元になっています。(小学生の夏の自由実験でよく題材にされるよねー。紫キャベツの汁のPH実験とかで、レモン汁を数滴入れたら色が変わる~とかw)
アントシアニンは植物界で広く分布している天然の色素。染め物なんかにも使われているそうです。酸性度や温度、酵素等々いろいろな条件によって、赤、紫、青と色調が変わります。酸性では赤に、中性だと紫、アルカリ性では青 になる。(大きく分けてねw)
そのアントシアニンという色素があじさいにはあるんですって。でも、そもそもアントシアニンを持っていないあじさいは、土の酸性度の影響は受けずに常に白色だし(人気のアナベルとか)、色が変わらない固定色のあじさいもあるみたい。あじさいの品種によって違うので、ご自分が育てている品種がどの品種で、どんな素質をもっているかは調べた上で色の調整をしたら良いですね♪
で、町でよくみかけるあじさいって青とか紫系が多いですよね? それは日本が火山大国で雨も多くて土が弱酸性だからだそうです。綺麗な青色のあじさいは日本ならではなのかもしれませんね。 (でもだからこそ?綺麗なピンクに憧れるのか?私w )
もともとアントシアニンは赤色なのだけど、土から溶け出したアルミニウムと反応して青色になるらしい。
アルミニウムは酸性の土だとよく溶け出すので、あじさいバンバン吸収して青系。逆ににアルカリの土だとアルミニウムは溶け出さないので、あじさいはアルミニウムと反応しないから赤系。(うぉっ!じゃぁアルミニウムが悪さをするのか!? ・・・いや、それは変な言い方だなw)
そか!
だからもともとアルカリ性の土でそだったウチのてまりてまりちゃんは、アルミニウムの存在に気付いていなかったから、綺麗なピンク色をしていた。
なのに私が無知で、でっかい鉢に普通の土(おそらく日本の普通の土壌の酸性土)で、もとのアルカリ性の土もあまり落とさず、そのままの状態で ドボッ! と、植え替えたもんだから、根が伸びたところでアルミニウムという存在に気がつき、「あれれ??◔_◔」と思いながらぐいぐい吸収してしまい、よくわからない濃い紫色になっているのだね?(T⌓T)ごめんよ~
なので! 忘れないようにしなければ!!
赤系のあじさいを咲かせたければ、アルカリ性の土!
青系のあじさいを咲かせたければ、酸性の土!
酸性度(PH)を調整する時期は?
ここでのりばぁ
「今からでもなんとかピンクに出来ないものか!?(*・`д・)」
と思った! 酸性度(PH)で色が変わるなら、今からでも土をアルカリ性に傾ければ!? 肥料とかでアルカリ性のものをバンバン入れるとか!?・・・などと安易に思った!
が、☆(゜o°(○=(-_-; ダメだよねw 肥料バンバンなんて、せっかく活き活きと育ってくれているのに、逆に疲れさせて下手したら枯らすわ。 そもそももう花の色は紫に変わっとるし、遅すぎることはわかるよね・・・自分。
では、来年ピンクに咲かす為にいつ何をしたらいいいか? ってのを調べました。
とりあえず、今の土を取り除いて赤系あじさい用のアルカリ性の土に変えなければいけないのはわかった。 で、それもやはり植え替え等をキッチリと仕事をしないといけない! それには・・・? 剪定の時期や植え替えの時期、肥料の時期をちゃんと把握しなければ!!
あじさいの花の終わり
あじさいは花の終わりというのがなかなかわかりにくいと思いませんか? バラの様に花びらが落ちたりしないし、椿の様に花自体も落ちない。 花の色が褪せてはくるけど、それはそれで秋色あじさいとかって言われるほど綺麗。
でも秋色になるまで咲かせていると、来年の花が・・・。 あじさいは夏にかけて花芽をつけるから遅くに剪定すると、間違って花芽を切っちゃうことがあるのです・・・。 来年もいっぱい花を咲かせるなら遅くとも7月後半には剪定したほうがよいみたい。 去年のりばぁはそうした。「来年のためにごめんね!」と、まだ咲きたがっているてまりちゃんを剪定しました。そして今年もそうすると思います。でもギリギリまで待ってあげたい・・・
ギリギリ = 花の終わり
その花の終わりが難しいのよね・・・。 でも! わかるらしいわっ!
西洋あじさいの場合は、よく観察すると花(装飾花=ガク)の真ん中の豆部分(?)が開くらしい(去年はそこまで見てなかった! そしてそれも花なんですって! 奥に隠れてる子だけぢゃなかったのね!)。その花が開いて、花(装飾花=ガク)が色褪せてきたら【花の終わり】とのこと。
ガクアジサイのほうの終わりは、装飾花が裏返ってしまうこと。元気に上を向いていた花(装飾花=ガク)が裏返って下を向くんですって。それが【花の終わり】。 こちらは少しわかりやすいですね。
そしてその、【あじさいの花の終わり】時が剪定する時期です! よく観察しておこう!!
あじさいの植え替えの時期と土
で植え替えの時期ですが、その7月半ばの花終わりの剪定後か、花終わり~9月中旬まで、もしくは11月中旬~3月上旬の休眠期、この3回が植え替えに適している時期みたい。
そして、一番良いのは花終わりの剪定後とのこと。(でもいろいろと意見はわかれていました(;^ω^)ちょっと困ったw)
うしっ! じゃぁその時にちゃんと赤系なのでアルカリ性の綺麗な土で元の土は極力落として(ダメージを与えないように慎重に)植え替えるぞ~!
安全策を取って土は赤いあじさい専用の土にするっ! 調べると結構評価もよいみたいだし、なによりも初心者には楽だし心配ないよねw
赤系にしたいから、赤玉土がどれくらいで~とか、腐葉土がどのくらい~、苦土石灰入れて~とかってのがそもそも私には無理ぽよ(適当なのりばぁなので、配合が・・・)。
すでに良いように配合されているものでいいです。。。(あぁ、去年なんでコレにしなかたんだろう・・・)
プロトリーフ 赤アジサイの土 5L青系の花を咲かせるならば、酸性ですよ!
土は鹿沼土やピートモスを使用するみたいです! もちろん青系専用の土もありますよー! お値段はお高くなりますが、堅実ですな。
あじさいの肥料と時期
肥料についても調べてみた。
あじさいの肥料は、寒肥と花後の追肥の2回。
寒肥は1月から2月頃に新しい葉と花を元気に育てるためのもので、穏やかな効き目で長く続く暖効性肥料(固形)。
花後の追肥は秋までに花芽を充実させるためのもので、効き目がすぐ現れて即効性のある液体肥料。
とはいえ、あじさいの液体肥料っていうのがよくわからなかったw 土と同じプロトリーフから専用のやつがあったみたいだけど、今売ってないのよねぇ~ んー、とりあえずよく出ているあじさい肥料はこれみたいー
アミノール化学研究所 赤花アジサイ専用肥料 400g【赤花はおまかせ】だし、これを蒔いてあげればきっとピンクになるよね!(濃いピンクになったら、それはそれで困るけど~w)
アミノール化学研究所 青花アジサイ専用肥料 400gこっちは当然【青花はおまかせ】w
で! 根がアルミニウムを吸収し(ては困るのだけど、ピンクは)、花芽が上がる直前で養分が行き渡る時期は、4月から5月! この時期が土の酸性度を調整する最後の時!これを逃すと吸収が遅れるので思った色にならないらしい!
このときに、赤系なら、あじさいの株元に苦土石灰をまく! もしくは卵の殻をパウダー状にしたものをまく!(卵の殻を洗って、薄膜取って、乾燥させて、細かいパウダー状にする。これやってみようかな)これで土がアルカリに傾くのでアルミニウム吸収を防ぐ!
そして青系なら肥料はミョウバンとか硫酸アンモニウム(薬局にあるみたい)500倍~1000倍に薄めたものをあげるのだそうな。
来年は是非ともピンクに咲いておくれ!
ということで、ウチのてまりてまりを来年は元のピンクに咲かせる計画!
- 7月半ばに剪定(もちろん切り花で楽しむわよっ!)
- 土のいれかえ!(アルカリ性に傾ける!)
- 花後の追肥をする(んー、液体肥料どうしようかな・・・)
- 冬1月か2月に寒肥をする(市販の固形もので)
- 4月に最後の調整をする(たまご殻やってみるかなっw)
- あとは・・・ ピンクになることを祈る!w
まぁもっと細かく決めなきゃだけど、今のところはこれでやろう~っと。
てまりてまりちゃん! 来年はピンクだよっ!
あ、むらさき姿も、素敵だからね!